生後11日目
退院して6日目になります。
今日は日曜日ということで、たくさんの方が赤ちゃんに
会いにやってきてくれて、母も仕事が休みだったので
赤ちゃんのお世話をしてくれる人がいっぱいいて
わたしは比較的のんびり過ごすことができました。
さてさて遅くなりましたが、私の安産ストーリーをご紹介します。
(かなり長い文章で、まとまりのないものになってます)
ブログにも書いてましたが、3月31日(金)の内診以降
生理痛のような痛みと出血が不規則に続いていたました。
そして、4月4日午前から生理痛のような痛みをなんとなく1時間に1度くらい
感じるようになっていました。
その日の夕食時(19時くらい)から、15〜20分くらいに1度
痛みを感じるようになって、痛さもちょっとました感じ。
本格的な陣痛は、こんな程度じゃないだろうなぁと思いつつも
痛みの間隔を携帯のストップウォッチを使って測ると
5〜10分おきくらいに。病院には規則的な痛みが
10分おきになってから連絡するようになっていたんですが
痛みが生理痛程度だったので、とりあえず寝ようと思い
11時頃ベッドへ。
それでも気になってストップウォッチで間隔を測っていると
やっぱり5分置きになってました。
どうしても寝れないので、12時頃、念のためS医院に電話。
その日1日の状況を看護師さんに伝えると
『陣痛だと思うので、入院セットをもって今から来て下さい』との事。
そして、旦那様に病院へ連れて行ってもらいました。
12:40 S医院に到着、NSTで赤ちゃんと私の状態をチェック
その結果、赤ちゃんは元気。で、私の痛みは
確かに陣痛の痛みだけどこの程度では
赤ちゃんは生まれませんって言われました。
子宮口も全く開いてませんでした。
看護師さん曰く『本格的な陣痛は痛みが違うからわかるはず』との事。
一度家に帰されるかと思ったんですが、
『せっかく病院にきたんだから、一晩様子を診て
明日の朝食でも食べて帰ったら!?』って看護師さんに
言われ、そのつもり陣痛室に1泊することになりました。
1:30 旦那様帰宅。たまたま次の日は休みだったので
午前中迎えに来てくれるようお願いしました
看護師さんは、『朝6時に伺いますね!何かあったらナースコールして下さい』
といって出て行かれました。
1:45 入院グッズのパジャマに着替えて就寝
引き続き痛みは5分間隔。
最後のうんちは夜8時だったんですが、痛みとともに
やたら便意を感じてました。
1:45〜 いざ寝ようと思っても、痛みで寝れず
トイレに行ってふんばったりベッドでゴロゴロしていました
2:30〜 確かこの頃から、看護師さんが言ってたように
今までと違う痛みがやってきました。
もうストップウォッチで間隔を測る余裕はなかったので
確かではありませんが、2、3分おきに痛みの大波がやってきました。
引き続き便意もひどく感じるようになり、痛みと痛みの間の
休息時間にトイレに駆け込む、でもうんちは出ない。の繰り返し。
ベッドのリクライニングを上げたり下ろしたり
片手でベッドの背板をにぎって、もう一方の手は
なぜか深呼吸に合わせてグーとパーを繰り返したり
なんだか必死で痛みと戦ってました。
途中ナースコールをしたほうがいいのかもって思ったんですが
また『こんな痛みじゃ生まれませんよ』って言われるんだろうなぁと
思って我慢。陣痛の痛みのピークを知らない私は
『きっとまだまだ痛くなるはず』って思って耐えました。
6:00 看護師さん登場。NST。
すると『あれ、いい感じの陣痛きてるね。子宮口は3センチ開いてる』と
言われました。やっぱりその時感じてる痛みが本格的な陣痛だったようです。
陣痛の休息時間に手術着に着替え、産褥ショーツをはき、毛をそられました。
採血、点滴もその時にされましたが、もうそんなの構ってられない状態でした。
痛みを忘れるためにひたすら深呼吸を心がけてました。
鼻から吸って、口から出す。
これをしないと赤ちゃんに酸素がいかないぞって
自分に言い聞かせてました。
8:00 助産師さん登場。
『子宮口8センチ。いい感じだね。このままお産になるよ!
旦那さんにぼちぼち連絡するね』と言われました。
(ちなみに我が家から病院までは車で30分)
昨夜の展開からして『えー!ホントですか?』って
あまりの進行の早さにびっくりでした。
8:40 破水
何やら『ドバッ!』って股からすごい量の液体が出たのがわかりました。
それと同時に何かが出そうになってるのも感じました。
うんこ???浣腸されてないし、うんち漏れちゃうよ〜!って
内心ドキドキ。
力を振り絞り『破水したみたい!!!』って助産師さんにむかって
叫び、助産師さんが確認。『よーし、分娩台に行くよ!次の休息時間に
がんばって歩こう』と。陣痛室から分娩台までの距離は7、8メートル。
『まじでぇ?!歩けないよ〜!』と思いながらも
とりあえず立ち上がりました。でも明らかに赤ちゃんの頭らしきものが
今にも出そうになってるのがわかって自力で歩けませんでした。
で、看護師さんと助産師さんに両腕をかかえられて
カニさんのように横歩きで何とか分娩台の横へ。その時2回目の破水。
もう頭が出てきたのがわかりました。
助産師さんに今にも出そうな赤ちゃんの頭をささえられて
なんとか分娩台へ腰を下ろしました。
助産師さんが赤ちゃんの頭をおさえながら
『先生早く呼んで!!』って言ってるんですが
もうそんな先生を待ってる余裕などなくて
赤ちゃんが"ヌルヌルッ"と出てきちゃいました(8時51分)。
出た瞬間、『おぎゃー』って泣く声が聞こえて
生まれたことを実感しました。
そんな感じでクライマックスは本当にあっという間でした。
分娩台の足乗せに足を下ろすこともなく
一度も力まずに、超自然分娩でした。
先生はもちろん、『ぼちぼち来てください』って
連絡を受けた旦那様は立ち合うことができませんでした。
助産師さんも看護師さんも
この急展開は予想していなかったらしく
生んだ瞬間、あまりのスピード出産にみんなに大笑いされました。
赤ちゃんが自ら生まれて来てくれたと言っていいと思います。
本当に親孝行な赤ちゃんです。
この続きはまた!